山梨の甲府から、エンドユーザーの方々を楽しませる「ファッションジュエリー」を全国へ。
カラーストーンを使用し、独自のデザインで手に取りやすいジュエリーを自社展開されている、(株)渡邊屋さまにお話を伺いました。
―■事務局:はじめに、会社立ち上げの背景について教えてください。
―■渡邊 慎様 代表(以下、渡邊):
高校卒業後、ジュエリー会社3社で経験を積んだ後、独立をしました。1社目で高額商品の仕入れや販売をし、2社目でOMEを行う会社で企画を行い、3社目で自社工場がある会社で商品の作りを学んだため、一通りの業界の流れを経験していることが強みです。独立をしてからは自分で原料である石を仕入れ、完全オリジナルで全て自分でデザインをして、提携の製造向上に託すという形でやっています。
―■事務局:オリジナルジュエリーの作成もOEMで発注があってから作るということも両方されていますよね。
―■渡邊:
創業当時はOEMで下請けが多かったのですが、最近はコロナが流行したことでできた時間をきっかけに、オリジナルジュエリーの作成に力を入れています。デザイン点数も、一昨年や去年だけでもかなりのパターンを作りました。エンドユーザーにとって、選べる楽しみがあることはやっぱり良いですよね。
―■事務局:デザインはどのように考えていますか?
―■渡邊:
「ファッションジュエリー」は高額なジュエリーとは違って、普段の生活の中で楽しんでいただくものなので、いかにエンドユーザーに親しんでもらえるかを大事にしています。最近は暗いニュースが多いので、テンションを上げる効果がありそうな色合いの石を使用したり、見たり触ったりして楽しんでいただけるデザインを心がけ、エンドユーザーの気持ちを上げることを意識しています。小さな石でも、重ね着けをすることで自分だけのオシャレを楽しめますからね。
―■事務局:石の仕入れもご自身でされていらっしゃるのですよね?
―■渡邊:
はい。今回のIJKに向けて「アレキサンドライト」という希少石を仕入れることができました。見る場所の光によって色が変わる珍しい石となっております。ぜひ会場でも目にしていただきたい商品です。いつもはジュエリーとして完成したものを販売しておりますが、今回はお客様ご自身にルースと台座を選んで頂き、後日お作りしたものをお渡しする、「半オーダーメイド」の方法で販売を行う予定です。
―■事務局:それは楽しみですね!最後に、今回のIJKに向けての意気込みを聞かせてください。
―■渡邊:
山梨の甲府から全国へ、こだわりを持った商品を提供していきますので、ぜひ弊社を知って頂きたいですし、純粋にジュエリーを楽しんで頂きたいです。展示会の場では、来場された方との会話も楽しみながら、新しいデザインのアイディアなどにも活かせればと思っておりますので、ぜひお声がけください!
<お話を伺った方>
(株)渡邊屋 代表取締役 渡邊 慎 氏
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※このインタビューは2022年5月13日時点のものです。