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【お客様に最高の商品をお届けするために】創業時から続くフロンティアスピリットとは

マシンチェーンの製造とデザインチェーンを使ったジュエリーの製造を自社で一貫して行う (株)山森製鎖さまにお話を伺いました。

 

―■事務局:はじめに扱っている商材について教えてください。

―■石田 晃章 取締役 営業部長(以下、石田):
 当社は創業70年を越える、主にマシンチェーンの製造をしているジュエリーメーカーになります。
創業当時の日本は、装身具用のチェーンは職人さんによる手作業が当たり前であった時代の中で、ヨーロッパからチェーン製造の機械を導入するなど、先駆者としてチャレンジをしてきた企業であると自負しております。

―■事務局:元々マシンチェーンのメーカーとのことですが、現在はジュエリーの製造も行っていますよね?

―■石田:
 はい、デザインネックレス自体は、昔からマシンチェーンとロウ付けの技術を組み合わせることで、製造をしていました。
その取り組みの中で、様々なパーツや金具を新しく開発していく技術が蓄積され、2020年からネックレスだけではなく、地金を使った指輪やピアスなどを“MIKO”というブランド名でローンチしました。事業の柱としてマシンチェーンの製造というものがある中で、もうひとつの柱としてやっていこうといったものです。

―■事務局:MIKOはどういった商品なのでしょうか。

―■石田:
 MIKOのブランドコンセプトは「穢れを払い、凛として輝く。女性の美しさと清らかさを引き出すジュエリー」です。「みこ」というと巫女さんを思い浮かべると思うのですが、和を意識した世界観で、主に地金のみを使い、素材のすばらしさを表現していこうと作っています。小売店とのお取引も増えました。

―■事務局:まさに二本柱ですね。以前会場で商品を拝見したことがあるのですが、ものすごく繊細で肌馴染みが良く、どこから見ても美しいジュエリーでした。

―■石田:
 ありがとうございます。
現在、地金が高い時なので、それに伴って細いチェーンの需要が増えてきています。
細くなるだけで、製造の難易度は高まりますが、弊社ではデザインチェーンにこだわっている為、今まで以上に高度な技術が必要になっており、技術力の更なる進化を常に目指しております。

―■事務局:以前ご出展して頂いた際、「インフルエンサー 歓迎」と書かれたポップをブースで拝見したのですが、インフルエンサーの方とはどのようなお取引をされているのでしょうか?

―■石田:
 弊社はあくまでもメーカーなので、ジュエリーを新しく作っていきたい方々のために、私たちのパーツや技術を提供し、お客様が表現したいものを表現して頂きたいと思っています。

―■事務局:ジュエリービジネスに参入するインフルエンサーが増えていると聞きました。いち早く目を付けられていたんですね。

―■石田:
 そうですね。創業当時、マシンチェーンが日本で根付いていない時にこのビジネスを始めたように、先駆者的な、フロンティアスピリットが社風としてあると思います。

―■事務局:新しいことに挑戦する精神ですね。最後に、IJTに向けて来場者の方にメッセージをお願いします。

―■石田:
 一年をかけて新たに製品、デザインを作り上げてきました。デザイナー、職人全員が集まって毎週必ず打ち合わせをし、身に着けた時に必ず綺麗に見えるようにするためにはどうすればいいのかということを細部まで練り上げて作っているので、その点のこだわりは見て頂ければ分かると思います。ぜひ弊社のブースにお立ち寄りください!

 

<お話を伺った方>
(株)山森製鎖 取締役 営業部長 石田 晃章氏
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※このインタビューは2022年11月24日時点のものです。

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